-- ショックアブソーバーの取り付け方向 --
この情報は、大阪オフの時 ナルさんに直接聞いた方法です。ナルさんありがとうございました。 一度もフロントのショックorスプリングを交換して無い車体はまず出荷時のままなので大丈夫らしい のですが、事故 チューニングなどで交換した方、又は中古購入で前歴の分からない場合は、 アブゾーバー取付方向の確認をした方が良いそうです。 取付方向の違いで微妙にキャンバーが変わってしまう事は、ディーラーの整備士でも知っている人は 少ないらしいです。理由は、取付マニュアルに記載が無いとの事です。 まず、その方向の正しい向きの見分け方。 ボンネットを開け、フロントショックアッパーマウントの四角いゴムカバーを外し、添付した写真の指で 指してる直径数ミリの丸い印がどこかに有るはずです。この丸い印が正常の場合、正面(ボンネット開けた位置) から見て手前の内側、運転席からの場合向こう(前方)内側に有ればOK! そうで無い場合は、以下の方法で直ります。

1. ルーチェのフロントはストラット形式なので、左右ともジャッキアップして、うまなどをかまし両タイヤを外します。 2. ショック上部のゴムカバーを外します。手で簡単にとれます。 3. AAS(アブゾーバ減衰力調整装置)が付いている場合 外します。 4. アッパーマウントを固定しているナットを片側4つとも外します。結構かたいので、十字レンチを使うと良いでしょう。 5. 写真のようにブレーキキャリパーを足で、オリャー!と踏み下げると意外と簡単に抜けます。(完全には抜けないので 心配はいりません。) そして、丸い印が適正な位置に来るように、足で踏み下ろしながら、上から手で回転させて調整します。 これまた手で簡単に、くるくる回るので一人でも出来ます。 6. あとは元どうりナットを締め、AAS取り付けて、ゴムカバーしたら出来上がりー!

自分のもスプリング交換時に、左右とも狂っていて、空気圧ばっちり合わせても、交換以前のように真っすぐ走らなかった 症状は、改善されました。 少し説明が解りにくいかもしれませんので、詳しく知りたい方は、マープー牧場まで問い合わせて下さい。

追記: ショックの方向はキャンバー角やキャスター角を故意的に調整を目的に移動してある場合が有るらしいです。 民間工場などで、交換だけした場合は、かなり怪しいらしいのですがディーラーなどでは、調整目的でわざと ずらす事もあるらしいので、一度確認をとって4輪アライメントをしっかりとるのが基本のようです。

<マープーさんありがとうございました!!>