-- エアコンレトロフィット3 --

 時が過ぎるのは早いもので、エアコンをレトロフィットしてから3年近くとなりました。この間に生じたトラブルはただ一点、オイル漏れです。

 左の写真で(微妙に)お分かりいただけると思いますが、ラジエター前にあるリキッドタンクからオイルが漏れ、それに埃が付着してかベトベトになっています。
 原因は多分レトロフィットにあるのではなく、私のミスだと考えています。
 このリキッドタンクにはプレッシャースイッチがついているのですが、そのスイッチを外してセンティア用のOリングを装着していたのです。そしておそらくそのOリングのサイズが合わなかったのがオイルが漏れの原因ではないかと・・・。

 実はこのオイル漏れはレトロフィット直後から発生していたのですが、またガスを抜くのも面倒で、かつガスの抜けはほとんど見られず、エアコンの効きも良かったので3年も放置してしまいました。

 レトロフィットからちょうど3年を迎える頃、コンプレッサーの抵抗が大きくなってきましたので、2006年9月にリキッドタンク交換、オイル再封入、ガスチャージをしました。

リキッドタンクのOリングはオイルに浸して使用します。

外したリキッドタンク。

補充するエアコンオイルの量は、全容量150ccに対し、120ccとしました。

まったくの目分量です。

コンプレッサー上部の注入口からオイル差しで注入。

その後、電装屋にて真空引き、ガスチャージをしてもらい作業完了。
結果、エアコンの効きがさらに良くなり、さらにコンプレッサーの回りがかなり軽やかになりました。
 今まではしばらくエアコンを使わないていると、クラッチが繋がったときに「ガコッ」という音が出ていましたが、綺麗に消えました。コンプレッサーにダメージがあることも考慮して予備のコンプレッサーを用意していましたが、出動させずに済んだようです。
これでまたさらに3年持ってくれる・・・といいな。

後記:電装屋での真空引き・ガスチャージは相場が上がったようで、どこも7,000円程でした。広島市内を数箇所回りましたが、対応に割と温度差がありますので肌の合うところを選ぶとよいかもしれません。(今回お世話になったところはガスの種類や作業の内容など、事細かに説明しながら作業してくださいました。三○電機はおすすめしません・・・)