-- リアフェンダーの錆対策 --
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原因は、塗装の下に発生した錆穴のようです。 三次でのイベント前でしたが、急いでボディーショップでパテによる穴埋め補修をしてもらいました。 しかし、錆穴の周辺には、錆穴の何倍もの面積の錆が発生しているはずで、根本の対策をしないと再発は必至です。 ひとまず、錆びた部分を処理して、パネル内に水が浸入するのを止める方向で作業します。 |
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@がアウターパネル、Aがインナーフェンダー、Bが補強用と思しき小さなパネルです。 * 妙なフェンダーモールは無視してください。 |
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パネルの継ぎ目には、剥がす途中のボディシーラーが見えますが、元々あまり丁寧に塗られていない印象です。 右端の方にいたっては、もはやブチューと出しただけで、全く密着していません。 Cの字の右上付近の継ぎ目は、前に所有していたルーチェでは錆穴になりました。 3枚のパネルが交差する箇所なので、水が浸入すると厳しそうです。 矢印の鉄板の重なりが見える部分も、水が侵入しそうな隙間があります。 |
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思っていたより薄い錆で一安心。 |
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この程度の錆でしたら、鋼線のブラシで浮き錆を落として錆転換剤を塗るだけでも大丈夫かもしれません。 |
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変成シリコン(セメダインがおすすめ)を使えば、上塗りもできます。 |
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アウターパネルに穴が開くほど錆が進んでいるので、できるだけ湿気や錆を取り除いて、防錆剤を塗っておきたいところです。 ここにアクセスするには… |
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黄色の矢印のシーラーを、マイナスドライバーで掘り進んでいきます。 橙色の矢印のシーラーは、タイヤハウス内のパネルの継ぎ目の裏側にあたります。 タイヤハウス側が錆びていた場合、トランクルーム側からも対策をします。 黒いホースは、サンルーフのドレン用です。 |
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これで、パネルの間に残った湿気もトランクルームに抜けてくれそうな気がします。 |
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気化する際に結露が生じ、錆が進みます。進みました。 私は、エーゼットの長期防錆スプレーを愛用していますので、これを定期的に吹き付けることにします。 これにて、左リアフェンダーの錆対策は完了。 |
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ところが、いざ点検してみると内側のシーリングはかなり不適切。 水平部分のシールは、パネルに密着しておらず、錆が出ています。 逆に、右下のあたりは、ヘラで均され、みっちり密着しているので、錆とは無縁の状態です。 製造ラインでシールした人の、ちょっとした作業具合の違いで車の寿命が左右されていそう。 |
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左側と異なり、Bの補強パネルは、Aのインナーフェンダーと、アウターパネルの間に一部挟まれる構造です。 Aのパネルの茶色く錆びているあたりまで、Bパネルが入り込んでいます。 この部分、水の溜まりやすいコーナーに継ぎ目があるので、シール不良だとかなり危険な気がします。 |
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もう少し広い範囲を取り除きたかったのですが、スポット溶接の箇所があったり、狭い場所だったりで難しいです。 |
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補強パネルに穴が開くと、アウターパネルが危なくなりそう。 |
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ですが、錆びてしまった後でも、必ずやっておきたい作業のように思います。 フェンダー内がよく乾燥していないと作業に適しませんし、無理な体勢でタイヤハウスを覗き込みますので、危険かつ体力を消耗します。 同様の作業をされる場合は、輪留め、ジャッキスタンドを必ず用い、時間に余裕をもって行うのがお勧めです。 |