純正ファンのクラッチ劣化が原因で風切り音があまりに大きいので対策を考えていたら
センティア用が使えそうな気が・・・。センティア用は静かなので使えれば効果ありそうです。
解体屋で買ってきました。
左がルーチェ用8枚羽根で右がセンティア用7枚羽根。
センティア用は羽根の間隔をまちまちにして干渉音を抑えてあるらしいです。
センティア用はファン径が大きいのと、プーリー部分から羽根までの距離が長いので、シュラウドと干渉する原因になります。
取りつけ部分のサイズは共通ですが、羽根部分だけの交換はネジ穴の位置が違ってダメでした。
☆交換方法
1.インテークパイプを外す
10mmボルト2本を外してパイプのはめ込みを外して後側によけておきます。
2.ファンシュラウドの固定を解きます
上側は左右2箇所のボルト、下側は左右2箇所のクリップで固定されています。
ここのボルト穴、クリップ穴は長穴になってるので、上下位置の調整ができます。
クリップは上の写真のもので、ちょっと外すのに苦労しました(^^;
3.ファンをウォーターポンププーリーから外します
10mmのナット4本で留めてあります。ナットを外してもプーリーと固着してるかもしれないので
力を入れて外すときは勢い余ってラジエターに激突させないよう気をつけてください。
4.ファンシュラウドとファンを同時に車外に出します
ウォーターポンププーリーに掛かってるベルトがヨジれますが気にしなくても大丈夫でした。
組む時は逆の手順ですが、ファンを取りつける時は軸が中心になるようにしないと振動が出るみたいです。
(エンジンをかけて上から軸部分をよく見るとブレてるのが分かります)
私の場合、取りつけ部分のガタの範囲の中央で固定したらうまく振動が収まりました。
ファンシュラウドの位置調整は必ずして、エンジンをかける前にファンが当たらないか手で回して確認してください。
ただ、このまま組むとシュラウドに干渉する可能性が高いです。
私の場合、当たらないように何回も微調整したのですが、しばらく当たらなくてもエンジンが冷えると
当たったり、Dレンジに入れると当たったりでギリギリ×でした。
ファンシュラウドの上下がキビシイみたいです。写真は上側の削れた部分で、インテークパイプ下の少し凹んだ部分。
ここを切ることにしました。
切りました。というか切りすぎました(笑)
台形の上辺の位置はいいのですが底辺は5cmくらい上で良かったです。
当たるのはファンの前側(ラジエター側)です。
(写真は仮組み時の写真です。切るのは外した状態の方がいいですよ〜)
かなり冷却効率が悪くなりそうだったのでアルミ板を切ってリベットで貼りつけました。
レーシーだと思うことにします・・・
インテークパイプを戻せば穴は隠れるので安全です!
結果:すんばらしい!(*゚Д゚) 車外の騒音7割減くらいになったような。吹かしてみてもファンの「フォーン」音も
ほとんどなくて、初めてエンジン音が聞けました(笑)
中高回転域でのレスポンスも良くなって、回しても車内はすんごく静かです。
とにかくこれで周囲に気兼ねせずに暖機できるようになりそうです♪(´ー`)ノ
燃費もUP?
!注意! この作業によってウォーターポンプに不具合
が出るケースが報告されているそうなので、作業には細心の注意を払い、自己責任にて
お願いします。
回ってます
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