-- 海外輸出用ルーチェ -- | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
国内では86年9月に発売されたルーチェですが、海外輸出が始まったのは88年あたりからのようです。 欧州・北米向けのボディータイプは、高速域での遮音性を考慮してかセダンのみ。 他の理由としては、海外では飲料水などの重い荷物を載せ降ろしすることが多いらしく、テールライト部分ごと開くトランクリッドは必要条件だったようです。
北米向けのエンジンは、初期はV6-3000SOHCのJE型のみの設定でしたが、途中でJE-DOHCが追加されています。DOHC版はアッパーグレードの929Sにのみ搭載されました。
フロント周りは独自デザイン。メッキモールは付いてないし、グリルデザインも 押し出しが弱いデザインで、あまり高級車然とした感じがありません。
MC前・フラッグシップの3000DOHC搭載モデル。こちらにはルーチェの面影があります。
2000I4はFE(DOHC)で2200I4はF2、2500/3000はJ5D/JEDというコードのようです。 JシリーズV6は他にENTERPRISEに搭載された3600/J6という3605CCで230PS/5,500rpm 32.5kg.m/4,000rpmが作られてます。 ルーチェにボルトオン?(笑) ただ、このページを作る上で探した資料の中にはこんな記事も… 「起亜のポテンシャ(2200cc)は売り出し初期に故障が相次いだが、その原因をつかめなかった。結局、キアは日本部品製造会社であるアイシンに頼んで問題を解決してもらわなければならなかった。現代車も、高速走行中に、ソナタのバックミラーに生じる風音を解決できず、日本三菱に頼んだ。聴診器をもって走行試験場に現れた日本技術者がソナタの欠陥を直した。」 技術的にはイマイチのようです(~_~; |